同窓生ニュース

同窓生の声

「『地の塩 世の光』の教えを糧に」             小41回生 中園隼人   

私は現在、萩市橋本町で鍼灸接骨院を開業しております。3年前に開院してお陰様で多くの方に当院を利用して頂いております。来院される方は幅広く、国内だけでなく海外の方も来院されます。年齢も1歳~100歳の方までと幅広いです。スポーツをされる方が多く来院され、スポーツ愛好家からオリンピック選手までレベルも競技も多種多様です。施術所は平日に開院し、ケガ(骨折・脱臼・打撲・捻挫等)の処置と鍼やお灸を使用した体のケアを行っています。休日はスポーツ大会の救護活動や運営のお手伝いを行っており、とても忙しいですが充実した毎日を送っています。最近では院外活動で国内トップレベルの大会や国際大会のサポートをすることも多くなり、去年のラグビーワールドカップではカナダ代表選手のトレーナ-としてケアを行い選手達にとても喜んで頂きました。今年の東京オリンピックも救護要員でカヌー競技に参加予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で来年に延期となりました。私は仕事上、スポーツに関わる機会が多いので、スポーツの話になってしまいますが、スポーツ界では東京オリンピックを機に多様性(ダイバーシティ)と国際化(グローバル化)を加速させようという動きがあります。「多様性・ダイバーシティ」とは、人々が互いに影響し合い、異なる価値観や能力を活かし合うからこそイノベーションを生み出し、価値創造につなげることができます。「ちがいを知り、ちがいを示す」、つまり、互いを理解し、多様性を尊重するからこそ、個々の人材が力を発揮できる。という考えで、その先が「国際化・グローバル化」で、これからスポーツ界だけでなく日本全体がこの流れに乗っていく方向性です。今から目指す社会に萩光塩の精神である『地の塩・世の光』は共通している部分が多く、私が光塩学院小学校で教わった教育や教養は今でも仕事の糧となっています。

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同窓会

 萩焼作家の松尾優子さんが、新校舎完成にともない記念品を寄贈してくださいました。松尾さんは平成8年度の卒業の第46回生で、現在は日本工芸会正会員として活躍されています。贈呈の場には、シスター古屋惠子理事長と中村柔道校長が出席し、昔の思い出話や新校舎への思いなどを話されていました。今回寄贈された作品は「金絵金襴手桜文壺」という作品で、新校舎の応接室に飾られています。

 また、松尾さんからは後日、陶器で作られたお雛様も寄贈してくださいました。

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