園児募集要項
認定こども園 萩光塩学院幼稚園
2023年度 園児募集要項
(1号認定 教育標準時間認定〈従来の幼稚園〉)
クリックするとPDFが開きます↓
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- by Hagikoen
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認定こども園 萩光塩学院幼稚園
2023年度 園児募集要項
(1号認定 教育標準時間認定〈従来の幼稚園〉)
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津和野の乙女峠で清掃活動をしてきました。
毎週水曜日夜11時からNHKで、パンサー尾形が難解な数学の世界を大真面目に解説する異色の知的エンターテインメント番組、「笑わない数学」が放送されています。
7月に始まったこの番組では、「素数」「フェルマーの最終定理」「連続体仮説」「四色問題」など、いろいろな数学の話題について、1回30分の番組の中で「トコトン分かりやすく掘り下げ」ています。
「フェルマーの最終定理」というのは、「nが3以上の整数のとき、x n+y n=z nを満たす整数x,y,zは存在しない」というものです。nが2のときは三平方の定理と言って、x2+y2=z2を満たす整数x,y,zは、3,4,5や5,12,13など無数にあります。しかし、nが3以上になるとそれを満たす整数を見つけることはできません。そして、フェルマーはこの定理を書いた文書の中に、「この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。」と言って、証明を残していませんでした。そこで、この定理を数多くの数学者が証明しようと試みましたが、完全な証明ができたのは、フェルマーの死後から330年も経った1995年でした。フェルマーの最終定理については、新潮文庫の「フェルマーの最終定理」という本にとても読みやすく書かれていますので、興味のある人は読んでみてください。
また、「素数」については、これも新潮文庫の「博士の愛した数式」という小説をおすすめします。読んだ人はきっと数の世界が好きになるはずです。因みに、村上先生が冬場に着ているいろいろな文字が書いてあるトレーナーは、この本の中の博士が着ている上着が元になっています。
話がそれましたが、この「笑わない数学」という番組をぜひ観てみてください。「何事の おわしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」という西行法師の言葉のように、数学がわかるようには決してなりませんが、「数学ってなんか面白そうだな」と、きっと思えるはずです。
2学期に入り、最初の行事である体育祭が終わりました。みなさんの一生懸命、演技や競技に取り組む様子そして何よりみんなで協力して、楽しみながら活動している姿がとても印象的でした。
今月の学院のテーマは「協力」です。体育祭などの行事に限らず、協力して物事に取り組む場面は日常生活の中でもよくあります。しかし、たまにこの「協力」という言葉を都合よく使っている人がいます。例えば、掃除や何かの準備の時、やることはたくさんあるにもかかわらず、1人でもできるところを数人でやっていたり、運ぶ物は他にもあるのに1人でも運べるようなものをわざわざ何人かで分けて運んでいたりなど...それを指摘すると、こんな答えが返ってきます。「協力して、やっているんです。」
みなさんはこれを協力と考えることができますか?
たしかに、一つの仕事に複数の人で取り掛かり、早く終わらせて他の仕事に手を回すことができれば、これは協力といえるでしょう。しかし、残念ながら今、言ったような人たちに限って、手よりも口が動いていて、1人でやるのと大して変わらないというのがほとんどです。
もし、あなたが困って、誰かに手伝ってもらわなければいけなくなったとき、その人たちに協力を求めたいと思いますか?
もちろんこれはごく一部の話で、光塩の生徒はむしろ率先して協力する人が多く、よく動くなと感心させられることのほうが多いです。
「協力」とは、自分にできることに全力で取り組み、一人ひとりがやるべきことをしっかりやったうえで、力を合わせることだと思います。行事や普段の生活を通して、互いに協力することを繰り返し、その中で「信頼」が生まれます。そして、信頼があるから、いざ困ったとき、協力を求めることができるし、逆にその人が困ったときはすすんで協力したいと思えるようになるのだと思います。
ちなみに、「信頼」は来月の学院のテーマです。この2学期はたくさんの行事があります。それらの行事、様々な活動にみんなで取り組み、「お互いに信頼しあえるような協力」ができる人であってほしいと思います。
前日までの雨が嘘のような晴天のもと、
【体育祭開会式あいさつ】
おはようございます。
いよいよ2022年度の萩光塩学院体育祭が始まります。今年は台風11号の影響で、いったいどうなるのかと毎日天気予報を見ながら、心配していました。いろいろなケースを想定して準備をしてきましたが、何事もなく今日無事に開催できることを大変嬉しく思います。これはきっと皆さんの日頃の行いが良いからでしょう。さて皆さん、最近ちょっと話題になっていた「青春ってすごく密」という言葉を知っていますか?ネット上では、今年の流行語大賞になるのではともいわれています。「青春って、すごく密」これは、この夏の甲子園で優勝した仙台育英高校の須江航監督が優勝インタビューの中で言った言葉です。今の中学生・高校生は、私たち大人が過ごしてきた時代と違って、コロナの影響で多くの活動が制限されています。そんな苦しい状況の中でも諦めないで、目標に向かって頑張り続けている高校生たちを称えて言われた言葉です。私は、今日の体育祭も、皆さんにとってかけがえのない濃密な時間となると思っています。今日は変にかしこまったり遠慮したりする必要はありません。密(密集)は避けながらも、皆さんの持っている熱い思いを爆発させ、「密な一日」(濃密な一日)にしてください。期待しています。保護者の皆様、本日は早朝より本校体育祭にお越しいただきありがとうございます。今年も、新型コロナウイルス感染防止のために様々な面で、ご不便をおかけすることになります。しかし、今日の第一の目的は、生徒たちのために、安全に体育祭を実施することです。保護者の皆様には、多くの制限をお願いしておりますが、どうかご理解とご協力をお願
いいたします。
また、先程、私が話した仙台育英高校の須江監督は、優勝インタビューの最後にこのように言われていました。「是非、全国の高校生に拍手をしてもらえたらと思います。」と。私も同じ気持ちです。コロナ禍の中にあっても日々努力している中学生・高校生、今日一日、全ての競技に一生懸命取り組んでいる中学生・高校生に、是非大きな拍手をいただけたらと思います。よろしくお願いします。
それでは今日の体育祭が、「濃密な時間」となることを願って開会の挨拶といたします。
【体育祭閉会の挨拶】
皆さん、たいへんお疲れ様でした。
優勝した白組、おめでとう。残念ながら破れてしまった赤組もよく頑張りました。応援合戦も予行練習の時よりも格段に良くなっていて、応援団を中心にみんなが団結していく過程をしっかり見せてもらいました。ありがとうございま
した。開会式で私は、「今日は変にかしこまったり遠慮したりすることはない。持っている力を思いっきり爆発させて、濃密な一日にしてください。」と言いました。皆さん、濃密な一日になりましたか?!大きな声での返事、ありがとう!開始直後は少し遠慮していたよう見えましたが、徐々に中学生・高校生らしいはつらつとした姿を見ることができとても嬉しく思いました。この一週間、皆さんは、みんなと協力しながら物事を進めていく難しさを知り、そして今日は一つのことをやり遂げた充実感を感じたと思います。是非この経験をこれからの学校生活の中でも生かしていってください。特に中学・高校の3年生は、今日発揮したパワーを今度は進路実現に向けてもう一度発揮してください。1年生・2年生は先輩方の姿をお手本に、来年度に向けての取り組みを始めてください。お願いします。
保護者の皆様、本日は最後まで体育祭をご観覧くださいましてありがとうございます。生徒たちの若さ溢れる生き生きとした姿から元気をもらえたのではないでしょうか。生徒たちも今日皆様から頂いた大きな拍手を励みにして、今後の学院生活を頑張ってくれることと思います。本日は本当にありがとうございました。最後に「濃密な一日」をありがとう!